三和町 御霊神社


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神社名: 御霊みたま神社 「俗称:聖霊しょうりょうさん」
所在地: 広島県三次市三和町羽出庭2849
御祭神ごさいじん 主祭神:高御産巣日神たかみむすびのかみ神御産巣日神かみむすびのかみ
相殿神:大山昨神おおやまくいのかみ宇迦之御魂神うがのみたまのかみ市杵島比売命いちきしまひめのみこと天児屋根命あまのこやねのみこと大山津見神おおやまづみのかみ高龗神たかおかみのかみ
例祭れいさい 十一月一週目の週末
御朱印: 対応しておりません。

由緒:
明治二十五年の調査書によると、その昔、世羅郡敷名村(現:三次市三和町敷名)に鎮座の不伐崖きらずがけ大明神を三次郡下板木村へ勧請す。そこに鳥居敷石、田の中に残り、また、林石という大石あって勧請の際の神輿林石と言い伝う。その後、正応三年(一二九〇年)羽出庭村字宮蔵膝組山へ当国主が勧請し、当国主の大社なりという。降って承応三年(一六五四年)三次藩主 浅野長治公、本殿再建、その後、享保一四年(一七二九年)、嘉永元年(一八四八年)に本殿を再建す。以前は聖霊大明神しょうりょうだいみょうじんと称していたが、明治維新に御霊神社みたまじんじゃと改称した。
伝承:
清和天皇御代の時代に童顔で白髪のおじいさんがいたそうです。ある日、敷名戸野山にて木を切っていると、濃霧にあい樹木の下で休んでいると「汝、ここにてるなかれ。(木を切るな。)天津神、国津神の憑くところなり。」とお告げがあった。お告げが終わると霧がたちまちに晴れ、天の逆鉾が大樹に懸れるを見て、おじいさんは大いに歓喜しました。このことを里の人々に語り、その場所に祠を建てて祀ったという。