十日市町 鷺神社


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神社名:さぎ神社
所在地:三次市十日市町1877番地
御祭神ごさいじん(いな)()(はぎの(みこと)日本武尊(やまとたけるのみこと)
本殿へ合併:天照皇大神あまてらすおおみかみ大物主神おおものぬしのかみ、等計二十九柱
例祭れいさい10月第三日曜日
御朱印:対応しております。(直接神社の方にお問い合わせください。)
その外:「神宮大麻」伊勢神宮の御札を授与しております。
(直接神社の方へお問い合わせください。)
問合せ先:社務所:℡0824(62)3343

由緒:
天武天皇四年(675年)夏、悪疫のため死者が多く、その秋八月備後国三次郷霊異があり、悪疫の再来の前兆かと人々が恐れていたところ、稲背脛命いなせはぎのみことが老翁となって現れ、「吾は出雲国佐岐山にありて、大社を守護する稲背脛命いなせはぎのみことなり。吾魂るならば、守護神となってしきいをれさせん」との神託があり、社殿を創祀したと伝える。往古に三吉氏や毛利氏が再建するも、応仁の乱以後、一時荒廃した。江戸時代になり、明暦二年(1656年)、寛文八年(1668年)貞享元年(1684年)などしばしば再建や修復の手が加えられ、現在に至っている。尚、本殿は植松古墳群の一つの古墳上に建つ。
 無病息災の神としての信仰が篤く、番匠かさを頭において健康を願う「かさかぶり」の神事に現れているように、難病、特に天然痘から逃れるための信仰があった。現在では病気平癒御神徳がれている。

特殊神事:
~世量り神事~ 元旦当日に境内に埋め込んだ酒を開封し、酒の出来具合によりその年の稲作の豊凶、産業、経済の動向を占う世量神事恒例神事としてり行われている。