三若町 嚴島神社


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神社名: 嚴島神社 「俗称:明神さん」
所在地: 広島県三次市三若町1674番地2
御祭神ごさいじん 主祭神:市杵島比売命いちきしまひめのみこと神宮皇后じんぐうこうごう国津神くにつかみ大山津見神おおやまづみのかみ
相殿神:国常立神くにのとこたちのかみ品陀和気命ほんだわけのみこと天御中主命あめのみなかぬしのみこと
例祭れいさい 十一月三日
御朱印: 対応しておりません。
境内社: 大仙神社

市街地から約15kmほど南下した地域に佇む、三若地区の氏神様をお祭りした小さなお社です。
境内地内にサイレン塔が設置してあり、毎日朝夕5時とお昼の11時にサイレンが鳴り地元住民に時間をお知らせしています。また、災害や火災が発生した時には、発生を知らせる役割を担っています。しかし地方から帰省した親族や遊びにきた方はなどは、朝早くに鳴るサイレンにびっくりして飛び起きることもあるとか…。
由緒にも記述してあるように、元は小学校があった場所ですので、境内地内にはその名残が各所に残っており、当時を知る方は「ここが運動場で、放課後にみんなでよくソフトボールなんかをやって遊んでたよ。」と語ってくださいました。
また、境内地内には多くの桜の木が植えてあり、春にはきれいな桜を鑑賞することができます。

由緒:
文政三(一八二〇)年に書かれた「国郡志御用書」には、大原(地名)の氏神として、嚴島大明神があげられており、「広島県神社誌」には元禄十一(一六九八)年創建と書かれております。
昭和二十一年(一九四六)年の終戦と同時に、小字掛田(地名)の大仙神社(祭神:大山祀神)、小字大田(地名)の諸宮神社(祭神:国常立神)、小字塚の本(地名)の八幡神社(祭神:品陀和気命)、小字明見(地名)の明見神社(祭神:天御中主命)を合祀する。続いて昭和二十七(一九五二)年に社を大原(地名)より、三若町馬場(地名)に遷座したが、その後、昭和四十九(一九七四)年、三若小字千丁の地(元川西小学校跡地)に遷座して現在に至ります。

大仙神社
由緒:嚴島神社境内に遷座するまでは、小字掛田(地名)の加風呂谷(地名)という山中にありました。
牛馬の安全・安産を守る神とされており、牛の飼育が盛んであった頃は参拝者が多く、牛のお産の時は必ずお参りをしていたそうです。