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神社名: | 八幡神社 |
所在地: | 三次市向江田町1607番地 |
御祭神: | 主祭神:玉依姫命、応神天皇、息気長足姫命 相殿神:素戔嗚命 |
例祭: | 秋分の日 |
御朱印: | 対応しておりません。 |
摂社・末社: | 大比恵神社、床浦神社、山神社、荒神社 |
由緒:
勧請由来書によると、天正六年(1578年)八月十三日、当群辻村八幡宮(現:吉舎町辻)の八幡神社御祭礼の節、当村本郷の梶屋と宮本甚左衛門の両人が御神輿と御神幣を持ち帰り丸田村飛石のところまで来たところ、御神輿を取り返されたが、御神幣は池田金剛免の宮太郎と奥垣内の伝三郎の両人が取り帰った。池田寺畦と申す所へ勧請しようとしたとろこ、本郷の者が村の中程に勧請したいと言い、相談の上、本郷宮本に社地を定め、以来祭礼の節は御神幣を金剛免の者が持ち帰り、その外一切は池田寺町先達に相定まった。その後、社地が寄進され、本殿が創建された。現在の本殿は安永三年(1774年)新築され、それまでの旧殿は拝殿とされて現存する。なお、辻の八幡神社から御幣を取り戻しに来たことがあり、しばらく本社の西にある無量寺に御幣を隠し、辻の人はまさかお寺にあるとは思わず、取り戻せなかったという話も残っている。それで無量寺を往持は神宮寺としており、現在に至るも祭礼の時には、そこから楽打ちを始める。明治四十三年、向江田字権現の熊野神社、字岩川の日野目神社、字石上の石上神社、字八坂ノ前の八坂神社、字日高の厳島神社、字無量寺の天満神社、字小城の山手神社を合祀した。